夏の暑い日が続くと、毎日日焼け止めを塗っていたとしても汗で落ちてしまい、気を付けていても仕事の都合や小さな子どもがいて塗り直しができないといった場合もあるかと思います。そんな時でも日焼け後、1～2日以内にきちんとしたケアを行えば日焼けによるシミ※やそばかすは防ぐことができるのです。美容成分の入った化粧品には、日焼けによるシミ※の原因となるメラニンの生成を抑えてくれる成分が配合されているので、これらの化粧品を活用するのがコツです。オススメは美容成分入りのマスクを冷蔵庫で冷やして使うもの。そもそも日焼けは肌が焼かれた状態なので、冷やして熱を取るのはとても効果的です。そこへ、メラニンを抑える成分の入ったマスクをすることで肌の炎症を抑えて成分をじっくり浸透させることができるからです。
日焼け後の肌は、日に焼けて水分を失っているので十分な保湿をすることも効果的です。肌が潤えば紫外線によって傷ついてしまった肌機能が回復して、メラニンを排出するターンオーバーが正常に近づくからです。このためにも、日焼けしてしまったら朝晩たっぷり化粧水で水分を補給することが大切ですが、同時に乳液で肌を柔らかくして吸収力をアップさせておくことも重要です。どんなにより成分の入った化粧水を入れても肌が硬いとうまく浸透していかず使う意味がなくなってしまうためです。さらに、水分補給後にはクリームで蓋をすることをオススメします。せっかく浸透した水分ですが、日焼け後は肌機能が低下しており水分を保持する力が弱まっているので、蒸発しないようにするためです。
日焼けしてしまった後の肌はとても敏感になっているので、それ以上刺激を与えないこととたっぷり保湿することが重要となります。日焼けによるシミ※やそばかすの原因となるメラニンを抑制するビタミンC誘導体などと潤いを保ってくれるヒアルロン酸が入った化粧品を選べば、肌と保湿の両方をケアできるのでオススメです。日焼けした後はもちろん、ふだんから美容成分と保湿成分の両方が入った化粧品を選ぶのが綺麗な肌を保つポイントです。また、どうしても日焼け後にシミ※ができてしまった場合には、ハイドロキノン入りの化粧品を使用して、徐々に日焼けによるシミ※を目立ちにくくすることも可能です。日焼けによるシミ※予防と改善の両方を目指すのであれば、プラセンタエキス配合の化粧品が最適です。
※ 文中のシミ・そばかすは、「メラニンの生成による、シミ·ソバカスを防ぐ」ことを指します。
