デパートの化粧品売り場や大型スーパーの化粧品コーナーなどで、よく美容部員の人に肌の悩みを相談すると指摘されることのある予備軍。これからた肌表面に現れる可能性のある日焼けによるシミ※のことですが、女性にとってはとても恐ろしい存在ですね。顔を包み込んで撮影し、これらの予備軍を写真で見ることのできるマシーンも登場しており、ますます気になる存在となっています。いまある紫外線ダメージによるシミ※はもちろん、この予備軍もきちんと対策しておきたいものです。といっても、毎回撮影してチェックするのも不可能ですので、まずは肌からの危険シグナルを素早くキャッチしてふだんから行えるような対策をしておくことがシミ※を作らせない重要なポイントです。
日焼けによるシミ※ができる原因はメラニンの排出が滞ることによって引き起こされますが、そもそも肌のターンオーバーが乱れることによってこのメラニンの排出機能が低下してしますので、まずはこの肌のターンオーバーを正常化することが予防ではとても大切です。また、目に見えない予備軍の危険信号はふだんの生活においてもキャッチすることができます。何となく肌が乾燥する、肌のキメが乱れてきた、肌を触ると手触りが硬い・・。これらはすべて肌からの危険シグナルなのです。肌のコンディションが悪いということは肌が刺激を受けやすい状態にあるということを意味しており、それはシミ※ができやすい状態にあるということを意味しているからなのです。
予備軍の危険シグナルをキャッチしたら、その症状に合わせて適切な化粧品を選んでしっかりケアすることが大切です。例えば、肌が乾燥していると肌表面はかさついてガサガサしてきますよね。これは、細胞が傷ついてめくれることによるものなのですが、この状態では肌のバランスは崩れてダメージを受けやすくなっていると言えますし、紫外線を浴びると肌のもととなるコラーゲンを破壊してしまうので、新しい肌の生まれ変わりを阻害する原因にもなります。つまり肌の代謝であるターンオーバーが妨げられてしまうのです。このため、鏡の中の肌のキメが崩れて見えたり触ると肌が硬かったりするのです。このように肌からのシグナルをキャッチして適切な化粧品でケアするように心がけましょう。
※ 文中のシミ・そばかすは、「メラニンの生成による、シミ·ソバカスを防ぐ」ことを指します。
