シミはなぜできるのか

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女性の肌に大敵の日焼けによるシミですが、これを防ぐためにはまずその原因をしっかりと理解しておくことが大切です。そもそもどのようにしてできるのでしょうか?できる場所は0.1~0.3ミリの薄さの表皮の中です。紫外線など外部からの刺激によってこの表皮の中にメラニンが生成されるのですが、これが代謝されることなく肌の中に蓄積されてしまうとやがて日焼けによるシミとなって表皮に現れてしまうのです。なお、代謝とは新陳代謝の略で生命体が行う体内の化学反応を意味します。よく代謝が落ちると太りやすくなるなどと言われますが、肌においても同様に代謝が落ちると不必要なものが排出されずにトラブルを起こしてしまう原因となるのです。

メラニンは悪者!?シミができるメカニズム

日焼けによるシミは表皮にメラニンができそれが代謝されないことによって発生するのですが、だからと言ってメラニンが悪いのかと言えばそういうわけではありません。なぜならば、メラニンは紫外線から体を守ってくれるという大切な役割を果たしているからです。もし、このメラニンがなければ私たちの肌は紫外線によって炎症を起こし、細胞が傷ついてしまいます。紫外線を浴びると表皮の中のメラノサイトという場所にメラニンが生成されますが、このメラニンがケラチノサイトと呼ばれる表皮細胞にとどまってくれているお蔭で、有害な紫外線から私たちの肌を守ってくれているのです。何よりも大切なのは、このメラニンがきちんと体外に排出される代謝サイクルを整えることなのです。

重要なのは肌のターンオーバーを整えること

メラニンは肌を紫外線から守るために重要な役割を持っているのですが、だからといってこのメラニンが肌内部にとどまってしまうと日焼けによるシミの原因になってしまいます。そこで不要なメラニンを肌の外で排出する働きである代謝が重要になります。この肌の代謝のサイクルをターンオーバーと言います。これは、メラニンがつくられるケラチノサイトという表皮細胞が表皮のもっとも深い場所にある基底層と呼ばれる場所から分裂して、その後およそ28日かけて肌の表面に押し出されることによって角質となり剥がれ落ちるしくみになっています。この肌のターンオーバーを正常に機能させてメラニンを排出させることが、日焼けによるシミを作らせない重要な要素になるのです。

※ 文中のシミ・そばかすは、「メラニンの生成による、シミ·ソバカスを防ぐ」ことを指します。

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